不登校について
~子どもの「こころのサイン」を見逃さないために~「朝になるとお腹が痛くなる」「学校に行こうとすると涙が出る」 不登校とは、病気などの特別な理由がないのに、学校へ行けなくなってしまう状態が継続していることを指します。 |
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不登校の背景にあるもの
不登校の原因はひとつではありません。さまざまな要因が重なっていることがほとんどです。
- いじめや友人関係の悩み
- 勉強や成績へのプレッシャー
- 教室の環境(騒がしい、居場所がないと感じる)
- 発達特性(ADHD・ASDなど)に気づかれていないケース
- 家庭内の変化(引っ越し、家族の病気・不和など)
- 強い不安や抑うつ症状 など
「甘えている」「わがまま」と決めつけることは、かえって子どもを追い詰めてしまいます。
不登校は、子どもが自分の心を守るためにとる“防御反応”のひとつでもあり、見守ってやることが必要な場合もあります。
当院でできること
当院では、子どもたちが安心して話せる環境づくりを大切にしています。
- 医師によるていねいな問診・カウンセリング
- 必要に応じて、発達検査・心理検査などの紹介
- ご家族へのアドバイス・支援
- 学校や関係機関との連携(訪問支援、教育支援センターの紹介など)
こんなサインがあれば、ご相談ください
- 「学校に行きたくない」と毎朝のように言う
- 朝になると体調が悪くなる(頭痛・腹痛・吐き気など)
- 学校の話を避けたり、表情が曇る
- 家でゲームや動画に依存しているように見える
- 不眠・過眠・食欲の変化がある
早めに話を聞き、「心の居場所」をつくってあげることが大切です。
ご予約・お問い合わせ
初診予約はお電話より受け付けております。
「何から相談してよいかわからない」という段階でもかまいません。
お子さんとご家族が、少しでも安心して前を向けるよう、お手伝いさせていただきます。